恋する野菜達

精霊歌士と夢見る野菜、紅色の祝祭よみおわり


もーなにこれすごく良い！！！
甘酸っぱくて泣けて笑えてキュンキュンして……なんて本だ！


最初は主人公含めた補講組のダメダメっぷりにうわぁ…って思ったけれど
そのダメっぷりが愛しく感じてきて
リーリ覚醒（「お金大好き！全てがお金に見える」宣言）で一気に爆発したわ！

ダメダメから少しずつまとまって、頑張っていく姿が青春でいいし
うっすらラブもあって、ヴェルク先生も軟化して良いキャラになってっていう
補講話だけでももう胸がほっこりしてて満足だったんだけど、
やっぱりメインヒーローは凄すぎたよエイディ…！！



主人公がエイディを一人にさせないために
走り回るところからが良かったー
ここで主人公とエイディが一緒に歌う展開にならないのが
夢見る野菜の凄いところだなぁ
あくまで今は追いつけないメロウなんだな

その後の自宅で
エイディにいろいろ謝るメロウ（ほぼ告白になってる）になんだか泣けてきて、
メロウが林檎の木を
エイディを想った恋の歌（本人無自覚）で育てるところまでキュンキュンしてたのに、
出来た林檎が馬鹿でかくて落ちる場面で笑ってしまったｗ

でもその後の
「よそ見しないで俺だけを追いかけて」
でキッチリときめかすエイディマジ天才です


次も楽しみ、できればシャーディーとエイディの鞘当てが見たいな。
メロウの気持ちはたぶんどっちにもバレバレだし
きっと勝ち誇って余裕なんだろうなエイディはｗ