でもくらし

対称アリス、エピローグおわり。


なんというか、凄い作品だった。

自分の語彙じゃ的確に表現できないけれども、
いろんな事柄がカチカチと繋がっていくのがとても爽快で、
自分を自分たらしめるものは何かというテーマが
とても壮大なようで、でもよく考えたら一人の人間の中の物語で、
うん、とにかく良い作品だったな、と。




思ったこと箇条書きで、長くなるので続きから

・この作品の根幹は駄洒落だったのかっ！？
　と思ったけれど、ふと
　「そういや不思議の国のアリスも言葉遊びの話だった！」と。
　アリスと名のつくだけあるわ…ある意味夢オチだし…

・今気づいたけれどエピローグのあらすじがもうアリスだったね
　逃げるアリス君（白ウサギ）を追っていろんな世界へって

・アリス君とのキスは凄くらしくてニヤニヤした。
　ギャーギャーわめいてこそのアリス君だよね！

・途中まで「器をとるか、中身をとるか」「器をとる＝中身の死」の構図が
　すごく鳥篭の向こう側っぽいと思ってた。

・けれども安易にどちらか一つをとるとならない物語。
　凄い、主人公つよい。

・死神と少女にも少し似てると思ってしまった。
　乙女ゲだけれど主人公の物語を追うカタチの、現代モチーフの不思議な話。

・アリス君にもアリステアにも救いがあって良かった。
　二人同時には無理だろうなって思ってたから良かった。

・シンデレラ達にも救いがある…けれども、
　ちゃんと自分や世界を受け止められるのかなって
　その後が心配になった。
　白雪と魔法使いは大丈夫だろうけど…
　あ、グレーテルも割り切りそう。
　
・肉体関係なかったんかい！

・かぐやの位置！なぜ股の間に入るのか！！

・赤ずきんはやっぱりスチルで三白眼気味になるよね、
　それとても好きです。

・やっぱり嫉妬深いかぐや好き。シンデレラも好き。

・色々忘れてるから最初から全編プレイしたくなった。



まぁそんなこんなで対称アリス良かったです。
とても良かったです。